【商品概要】
・タイトル: ドードーマ 1巻
・著者名 : 白石 純
・掲載誌 : コミックゼノン
・発売日 : 2015/05/20
・刊行数 : 全3巻
【作品説明】
全面を木と壁で覆われた国・ワノクニ。
そこで暮らすマナのシノの兄弟は、周囲の人々と共に平和な日常を過ごしていた。――正体不明の二人の女性がワノクニを訪れるまでは…。
圧倒的で独創的な世界観で紡がれる、終わりの先にあるダークファンタジー。
・タイトル: ドードーマ 1巻
・著者名 : 白石 純
・掲載誌 : コミックゼノン
・発売日 : 2015/05/20
・刊行数 : 全3巻
【作品説明】
全面を木と壁で覆われた国・ワノクニ。
そこで暮らすマナのシノの兄弟は、周囲の人々と共に平和な日常を過ごしていた。――正体不明の二人の女性がワノクニを訪れるまでは…。
圧倒的で独創的な世界観で紡がれる、終わりの先にあるダークファンタジー。
【感想】
命の木と石の壁の国『ワノクニ』。
"千年より昔、天から槍が降り注ぎ大地は毒の海となる。そこに神が降り立ちワノクニを作った。"―――そんな神話が語られるこの国で、少年「マナ」と兄の「シノ」は兄弟仲良く暮らしていました。
そんな平和な『ワノクニ』に突如として謎の武装集団が襲撃し、血と悲鳴に満ちた惨状と化してしまいます。
命からがら逃げだしたマナとシノが目指す先は『命の木』の頂上。そこはかつて2人が殺した"神"の部屋でした・・・。
石壁に囲まれた国『ワノクニ』に住む少年「マナ」は、壁に穴を掘り家を造る仕事をしています。
仕上げに魔よけの装飾を壁に彫るのは、その兄「シノ」。
脚が少し不自由なようです。
『ワノクニ』に暮らす人々は中心の大木『命の木』から採れる水と糸を使い、助け合いながら平和に暮らしています。
2年前までは"地震"で多くの人が亡くなっていたみたい。
そんなワノクニに外からの客人が2人訪れます。
ワノクニの外は大昔から人が住めない環境になっているようで、マナとシノも客人が気になります。
その時、突然ワノクニの壁が外からの巨大な手で破壊されてしまいます。
そしてその穴から槍や剣を持った謎の集団が侵入してきます。
次々と殺されていくワノクニの人々。
マナは危険を感じシノの元へ駆けつけますが、シノも敵に襲われ腹部を刺されていました。
シノを襲う2人を、マナは家造り用のツルハシで殺します。
兄を背負い逃げようとするマナに、シノは命の木のてっぺんへ向かおうと言います。
そこは2年前、兄弟が殺した神の部屋・・・。
その部屋に先ほどの外からの客人2人も訪れます。
言葉が通じないようで、警戒するマナ。
大きな音と共に突然部屋が横に。
瓦礫に埋まったシノは命の木から伸びる枝に連れてかれ、命の木に取り込まれてしまいます。
気を失うシノは謎の人影と会い、彼の問いに"いいよ"と答えます。
するとワノクニが突然動き出しました。
どうやらワノクニは人型の石の巨人のようで、襲ってきた敵も同じような人型建造物からやってきたみたいです。
シノの気持ちに応えるように、ワノクニは内部の敵を倒します。
そして外にいる人型の敵も崖から落とし破壊します。
壊れた敵は、外に降る『アメ』で溶けていきます。
外から来た客人の2人、「オリヴィア」と「クロエ」はそのアメを弾く不思議な力があります。
聞くだけでマナたちの言葉を話せるようになるオリヴィアちゃんたち、すごいですねw
そのオリヴィアちゃんに状況の説明を聞いたシノ。
どうやらワノクニも敵の巨人『インディリカ』も『ドードーマ』と呼ばれる生き物だそうで、シノはその操縦者になってしまったようです。
シノに生存者がいると言われ見に行くマナ。
そこにはマナに家造りの依頼をした「ユウ」と何人かは生き延びていました。
敵にも生き残りがいるようで、赤ちゃんを人質に立てこもっています。
オリヴィアちゃんが彼らに国が滅んだことを伝えると、彼らは泣きながら出てきました。
もう戦う意思はないようです。
シノのもとへ戻ったマナは、血だらけのシノの姿を目にします。
どうやらドードーマの受けた傷が、シノにも影響しているようです。
シノを治すためにはドードーマを直さないといけない・・・そのためオリヴィアちゃんの指示で【オアシス】へ向かうことにします。
オアシスだけは雨が降っておらず、自然や動物が残っているそうです。
地図を見ながら進んでいきますが、地形が変わっており大きな川に阻まれてしまいます。
クロエさんが浅瀬を探す間、休息を取ることにしたマナとシノ。
下に戻ったマナは、ユウおじさんと共に仲間を弔います。
インディリカの住人も死者に祈りをささげると、やたら陽気にマナに話しかけてきますw
ワノクニを襲った彼らと仲良くするつもりはないと言うマナですが、お互い言葉が通じません。
何故かマナを追いかけまわしてきますw
とその時、ワノクニの胸の穴から老婆が現れ、生存者の一人を殺してしまいます。
更に外には、川の中から巨大なドードーマが。
ボロボロのワノクニは無事にオアシスへたどり着けるのでしょうか。
人型の巨人ドードーマ、意外と機敏に動けるようですw
操縦者よりドードーマの方が本体って感じがします。
そのドードーマにやたら詳しいオリヴィアちゃんもタダ者じゃなさそうですね。
しかしかわいいなぁw
インディリカがなぜ襲ってきたのかも分かりません。
生き残りの住人も、戦いが終わるとそんなに悪者には見えないですし。
外ではいったい何が起こっているんでしょう。
最後に現れたドードーマの操縦者たちも気になりますね。
ばあちゃん、かなり強そうw
この兄弟かわいすぎだろう・・・。
2人の過去も知りたいですね。
ドードーマ(1) [ 白石純 ]