【商品概要】
・タイトル: 火葬場のない町に鐘が鳴る時 8巻
・著者名 : 和夏 弘雨(漫画)、碧海 景(原案)
・掲載誌 : eヤングマガジン
・発売日 : 2017/02/20
【作品説明】
命の恩人・ごん子が行方不明になったことを知った勇人は、彼女を捜すため町中を駆け回る。
だが、そこで目撃したのはごん子の家に火を放ち、刃物を持った異常な住民の姿!
怖いのは化け物だけでなく人間もまた・・・。
【過去リンク】
1巻の感想リンク 2巻の感想リンク
3巻の感想リンク 4巻の感想リンク
5巻の感想リンク 6巻の感想リンク
7巻の感想リンク
【ダイジェスト】
・ドラゴンのメモ
町の外に出る交通手段が無くなった勇人は、仕方なくドラゴンがくれたメモに目を通してみることに。
内容は数珠、寺、住職について。
ですが結局ハッキリしたことは分からず謎は深まるばかりw
メモはもう1枚ありました。
2枚目には、焼けた寺から"鐘楼の鐘"が失われたことと、もう一人の幼馴染のことが書かれていました。
もう一人のことを思い出そうとする勇人ですが、なぜだか記憶が曖昧で・・・。
・ごん子を探して
その時、勇人を呼ぶ声が。
声の主は冬雨さんの子・奈央ちゃんでした。
彼女からごん子ちゃんが行方不明であることを伝えられ、勇人も一緒に捜すことに。
冥奴に捕まったのではと考える奈央ちゃんは、奴らの住処を突き止めようとあるものを取り出します。
それは・・・勇人が切断した冥奴の"手"。
どうやら捕まえちゃったようですw
腐りながらも這い動く手を追いかけていった勇人たち、すると彼らの前に衝撃の光景が・・・。
奈央ちゃんの家を燃やす興奮した住民の姿。
それをなだめる警察もなんだか危険な雰囲気・・・。
勇人たちはその場から何とか逃げ出します。
・ハルちゃん
逃げた先で出会ったのは長髪の女子高生。
冥奴の手を見た彼女は2人に戒めの言葉を吐きます。
更になぜか"賽の河原"の話も。
勇人たちの探し人に心当たりがある彼女に連れられ、一同は【みとず高校】へ。
そこで住民に捕らわれたごん子ちゃんを発見します。
血の気の多い住民から彼女の安全を確保するため、女子高生はごん子ちゃんの傍にいることに。
冬雨さんと咲ちゃんも合流し、助け出すチャンスを窺います。
咲ちゃんはごん子ちゃんの傍にいる彼女のことを知っている様子。
その名前は「雪割春穂」―――冬雨さんが昨夜出会った冥面の女性でした。
・町長とみとずの民
一方みとず高校では町長の諌未から重大なお知らせがあると、町民が続々と集まっています。
集まった町民へ、諌未は冥面の集団『三途十弥坊』を紹介し、閉鎖的なみとずの改革を宣言。
そしてこうも告げます・・・
猛反発する町民たち。
掟に妄信的な彼ら、その罪を諌未は知っていました。
30年前のみとず大改造計画・・・みとずの解放を目指す奥三途洲の民たちによる【大三途洲トンネル】の掘削。
その完成間際に起きた落盤事故の悲劇が、三途洲の民が引き起こしたものだと。
・暴動
その時、みとずの町に鐘が鳴り響きました。
午後六時に鳴るはずの"鐘"、それが昼前に・・・。
冥奴様の怒りを鎮めるため、とうとう町民たちは暴れ始めます。
標的にされるごん子ちゃんを救出しに動く冬雨さんと奈央ちゃん。
ごん子ちゃんのもとにたどり着いた奈央ちゃんは、急いで学校から出ようと走ります。
しかしそこにもイカれた老夫が。
襲われる奈央ちゃん、それを庇うごん子ちゃん、そして・・・。
冬雨さんは奈央ちゃんを抱え、無念にもその場を後に。
益々混迷を極める校庭、そこへついに奴らが現れます。
冥奴様が・・・。
【感想】
とんでもないことになってきました。
安全なはずの日中で、住民の暴走と早起き冥奴様。
もうメチャクチャです。
ごん子ちゃん・・・。
まさかこんなことになってしまうとは。
奈央ちゃんすごい負い目を感じそうで心配だ。
井戸から出てきた冥奴どうなったんだろ。
冥面の雪割ことハルちゃん、一体何を考えているのでしょうね。
謝りながら蹴り飛ばすのはどうなのw
諌未側の事情も気になりますね。
しかしこのラスボス感w
もう一人の幼馴染のことも出てきましたね。
奥三途洲の病院、そこも重要になってくるのかな。
ドラゴンそこはっきり書いといてよ~。
町中が本格的に壊れだし、もう休まる時間もなさそう。
町を出ようとする勇人たちですが・・・そう簡単にはいかないでしょうね。
謎も解消するどころかどんどん増していくばかり。
みとずはどうなっていくんでしょうか・・・。
喜んで!