【商品概要】
・タイトル: グッド・ナイト・ワールド 4巻
・著者名 : 岡部 閏
・掲載誌 : 裏サンデー
・発売日 : 2017/02/10
【作品説明】
現実と電脳の境界は何処に…?
弟を救う為に、その命を懸けてグッド・ナイト・ワールドへと侵入した太一郎。
黒い鳥を撃破するも、現実世界へ戻れるのは、弟である明日真だけであった…!
物語は佳境へと突入!!
プラネット、そしてグッド・ナイト・ワールドの真実。
そして家族の真実が次々と明かされて行く第4巻――!!
刹那も目を離せない衝撃の連続がそこにある!!
【過去リンク】
1巻の感想リンク 2巻の感想リンク
3巻の感想リンク
【ダイジェスト】
・もう一人の兄
明日真を救いに、太一郎は神室の力を借りてグッド・ナイト・ワールドへ。
弟に取り付く黒い鳥を消し去るため、【HELLO WORLD】という神室から与えられた対抗手段を使います。
その"光"のお陰で明日真は現実へ帰ることが出来ました。
代わりにグッド・ナイト・ワールドに取り残される太一郎。
しかし彼は現実の太一郎ではなく、彼の全てをコピーしたAIだったのです。
AIの住む超仮想空間グッド・ナイト・ワールド。
太一郎のAIが辿る結末、その先に待っていたものは・・・。
・崩壊のきっかけ
プラネット、グッド・ナイト・ワールド、そして黒い鳥。
それら全ての中心に父・小次郎がいました。
エンジニアとしては天才な彼、ですが厳格で超完璧主義な性格はかなりの曲者。
太一郎はそんな父のことを心底憎んでいます。
一番の要因は妹の綾の事件。
父の厳しすぎる指導が、綾ちゃんを無残な死へと追いやってしまったのです・・・。
そこへ小次郎も帰宅。
明日真や綾に対する非情な態度に怒りをぶつける太一郎。
2人の気持ちを知る明日真がその衝突を止めますが、太一郎は飛び出していってしまいます。
・世界を創り変える
一方その頃、グラナダの社長・レオンが不穏な動きを見せます。
役員を集め語るのは、黒い鳥とAIの話。
彼はサスマタがAIであることを告げ、いずれ消されてしまうことを嘆きます。
そして"世界を創り変える"と言った彼は、仲間たちを黒い鳥へと取り込んでしまい・・・。
・感染する世界
すると世界に異変が。
舞い落ちる黒い羽、現れた凶暴なモンスターたち。
太一郎たちの前にもプラネットのモンスター『カマイタチ』が襲いかかります。
歩く攻略本である明日真の咄嗟の判断でなんとかカマイタチを撃退。
メニューが開け、魔法も使える、まるでプラネット化した現実・・・。
電波を使い、黒い鳥はとうとう世界中を感染させてしまったようです。
太一郎と明日真は暴れまわるモンスターの傍にいる母・雅のもとへ。
踏み潰されそうな3人を救ったのは士郎の面影を持つ父の姿でした。
内部からのハッキングで力を得たようです。
ようやく揃った有間一家、しかし家族の関係は壊れたまま・・・。
離散寸前の彼らの姿に居ても立ってもいられず、ついに神室は4人の知らないあの事実を告げるのでした。
【感想】
クライマックスですね。
あっという間だ。
家族の過去、綾ちゃんのことが明かされました。
これは・・・思ってたよりひどいな。
太一郎がグレてもしょうがないですね。
話を聞けば聞くほどこの親父は・・・w
不器用とも言えますが、いくらなんでもやりすぎだ。
まぁでも本人が一番苦しんでるのかもしれませんね。
現実は士郎のようにはいかないか。
サスマタやっぱりAIでしたか。
なんかモヤモヤしてるけど・・・どうなってるんだろう。
他にも色んなAIがいるようですが、出る機会はないかなぁ。
とうとう世界中を巻き込んだ黒い鳥騒動。
現実ってわけではないようですが、このままじゃ確実に現実も崩壊しますね。
それを止められるのは、やっぱり赤羽一家・・・有間一家しかいないでしょう。
仮想と現実の家族、真実を知った4人はどうするのか・・・。
最後まで目を離せません。
ハゲじゃねぇか!!