【商品概要】
・書籍名 : CITY 1巻
・著者名 : あらゐ けいいち
・掲載誌 : モーニング
・発売日 : 2017/03/23
【作品説明】
一文無しの大学生・南雲の行くところ必ず何かが起こる。
普通のCITYに住むちょっと普通じゃない人々。
彼女が走ればCITYは回る、皆が繋がる。
あらゐけいいちワールド全開のガールズ・ラン・コメディ開幕!
【過去リンク】
―――――
【ダイジェスト】
・とあるCITY
その昔の鳥の話ではなく、現代のあるCITYのお話。
家賃滞納で大家から逃げる女がいました。
彼女は女子大生の「南雲美鳥」、自業自得ですっからかんですw
同じアパートの女の子「新倉」に金をせびる南雲w
逃げた新倉を見失った南雲は、洋食店【マカベ】の前に置いてあった埴輪をゲット。
リサイクル店で売ろうとするも意外な高値がついてしまい、ビビって元あった場所へ返しに戻りますw
しかし店の人にバレて驚き、埴輪を落として粉々に。
更にはその店、大家の家族の店だったようでw
結局捕まった南雲は店でバイトさせられるはめになりましたw
・マカベ一家と御婆
洋食マカベは真壁家が経営するお店。
店主の父と息子の「立涌」、娘の「まつり」がいます。
店の準備中、まつりちゃんが週刊誌の星座占いで立涌を占うと、そのラッキーアイテムが何とミニスカw
父の言葉に思い切って穿く立涌ですが・・・完全に家族のオモチャにされてしまいますw
その一方で、大家の御婆は南雲の家財を差し押さえw
それを半ば強制的に手伝わされる本官(お巡り)さん。
ですが泥棒に間違われ、周囲のモブたちに取り押さえられてしまいますw
そこへ御婆が登場し、恐ろしい力でモブ達を瞬殺w
強引に南雲の家のものを売り払いますが、その結果は・・・赤字w
小汚いからなぁw
・モクメセイ荘の住人達
南雲たちの住む【モクメセイ荘】には他にも個性的な住人が。
自称平均どノーマルな「泉わこ」、でもちょっと行動が怪しげw
パピコの先につまったパピコを集めるのは流石に笑うわw
そして崖っぷち漫画家「鬼かまぼこ」先生。
落胆ネタ一本で描く『落胆くん』、そのネタがもうありません。
ただ最高のネタが一つだけありました。 それは・・・打ち切りw
後釜は長野原先生!? なら仕方ないね。
・初バイト
早速バイトへ向かう南雲。
記念すべき最初の仕事は、店主のミスの尻拭いの手伝いw
がその結果、カバンに二つのかた焼きそば、そして顔面へのダイレクトシャンパンシャワー・・・。
これはひどいww
その様子をこっそりのぞき見してはメシウマに浸る者が一人。
彼は「安達太良」博士、どうやら真壁に恨みがあるようですが・・・?
そんな彼の企みも、ミニスカ立涌のラッキーパワーで撃沈w
でも一番の被害者は間違いなく立涌ですw
・南雲と新倉
バイトが終わり、新倉の部屋に入る南雲。
そこにはなぜかブロッコリーを撮る新倉の姿が。
実はカメラマンを目指していた新倉、それに南雲は衝撃を受けます。
そんな南雲にもやりたいことがあるようですが、子供っぽくて可愛い夢でしたw
何だかんだで良い関係の2人。
間違った女子力を鍛えながら、一日が終わります。
明日はどんな日になるんでしょうね。
【感想】
濃い一日だったなぁw
やっぱりこの雰囲気は癖になります。
◆
本作のメインは場当たり的なお騒がせ娘の南雲。
彼女を中心に添えながら周りの人々の日常が描かれています。
登場人物の一人ひとり、小物の一つひとつが個性豊かで独特の深みが感じられますね。
ばあちゃんだけ何か世界観が違うような気がしますがw
◆
南雲を始め、みんないいキャラしてます。
ちょっと・・・というか大分おバカでゲスい南雲が最高ですw
でも可愛いところもあるんですよね。
モンブラン大学モンブラン学部モンブラン学科ってなんだw
その相方的な新倉。
可愛い顔して意外とやりおる。
南雲と違って常識人、のようでいてやっぱり残念なようですw
2人の掛け合い好き。
その他もみんな魅力的なんですが、たくさんいすぎて書けません。
ので、まぁ、とにかく、
あこちゃん可愛い。
◆
たった一日、されど一日。
その中には人それぞれに色んなドラマがあるようです。
家賃が払えず大家から逃げたり、
占いでミニスカ少年になったり、
血の雨が降ったり・・・。
そんなハチャメチャな日々の様子をこれからも面白おかしく眺めていきたいですね。
◆
ルーレットで決まる占い・・・問題ないな!